2009年11月23日

『14ひきのひっこし』いわむらかずお  童心社


14ひきのひっこし


 この本は、私が高校生の頃、ブラスバンド部の仲間からもらった誕生日プレゼントでした。14ひきの野ネズミの一家が、家を探し里山を旅するところから始まります。けわしい山道を、小川を、家族一丸となって助け合って進む様子がとてもほほえましく、新しい家となる大きな木の切り株を見つけてからは家づくりを助け合ってする様子が丁寧に描かれています。とくに心惹かれるのは厨房。大きなかまどが3つ。天井からは椎茸や干し柿が吊るされています。やまいも、まつのみ、どんぐり、むかご、などがたくさん運び込まれて保存されています。読んでいると、うちも今のうちに保存食をたくわえておかなくっちゃ!という気持ちになってきます。
 我が家の子供たち2人も、このえほんをとても気に入っていました。このえほんは、子供たちにのみならず、大人にも食育精神を刷り込んでくれるような気がします。




いわむらかずお
1939年東京生まれ 東京芸大工芸科卒
1975寝ンには東京を離れ、栃木県益子町の雑木林の中に移り住む。里山に暮らす野ネズミの家族の暮らしを描いた『14ひきシリーズ』は、フランス、ドイツ、台湾など世界中のロングセラーとなっている。シリーズは12巻セットで贈り物にもいい。

いわむらかずお絵本の丘美術館が栃木県那珂川町にあり、子供たちむけのイベントなど取り組みも盛んです。
いわむらかずおえほんの丘HP
posted by kuro at 12:21| Comment(0) | Monthly Book Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月 スタンダード

本日も3曲。ボーカルとの聴き比べ。




You Must Believe In Spring


You Must Believe in Spring
Bill Evans『You Must Believe In Spring』より
love letters
ジョエル『Love Letters』より





You've Changed


Bewitched
Laura Fygi『Bewitched』より
Yesterdays
Keith Jarrett『Yesterdays』より





How Come U Don't Call Me Anymore


The Hits/The B-Sides
Prince『The Hits/The B-Sides 3』より
Timeless Tales (For Changing Times)
Joshua Redman『Timeless Tales』より







Last Namber
Keith Jarrett『The Carnegie Hall Concert』My Song

The Carnegie Hall Concert

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Herbie Hancock 『River/The Joni Letters』


River: The Joni Letters



Solitude(Elington)
Both Sides Now
Court and Spark feat.Nora Johnes
River feat. Corinne Bailey Rae
Tea Leaf Prophecy (Lay Down Your Arms) feat.Joni Mitchell

ハービーハンコックは、ジョニ・ミッチェルと『ミンガス』において初共演します。
それ以後、何枚かのアルバムで共演しましたが、2002年以後アルバムを作らないと公言したジョニーが久しぶりに2007年秋に新作『シャイン』を発表することとなって、復帰を祝福するために本作を発表しました。

jangle Lineにおいては、カナダ出身の詩人でありミュージシャンのレナードコーエンを起用、ポエトリーリーディングでその世界感をより広げたと思います。
ジョニのJangle Lineとの比較も面白いかと思います。

リバーを手にして思うのは、その人ジョニ・ミッチェル自身の楽曲を聞きたいということ。それこそまさにハービーハンコックが意図したところかもしれません。



posted by kuro at 11:53| Comment(0) | Pick Up Artist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

猫と猥雑と私

私が生まれる前から実家では雌の三毛猫を飼っていて、年に2回出産させていた。
三毛猫は人気が高く、港町からもらいにくることも多々あった。
なんでも、三毛猫の雄は海難事故から守るという言い伝えがあるそうで、
三毛猫が生まれる確立は結構低いのだが、雄はさらになかなか生まれてこない。が、生まれた子がミケでなくても、メス猫なら三毛猫の遺伝子を持っているという理由で案外貰い手があり、子猫たちが2ヶ月を過ぎる頃には残り一匹となっていたりする。

私がまだハイハイをしていた頃は子猫たちにまぎれて猫餌をむさぼっていたらしい。なんせ、猫飯の上にかかっている鰹節は、爺さんが乾物問屋の知り合いから飼い猫にともらった虫食いの本枯れ節であった。
私のダシ狂いは、ここに端を発していると思われる。


小学校一年にあがると、自分の部屋をもらいベッドで1人で寝るようになった。毎年二回の出産は、秘密裏に納戸や空き部屋の押し入れの布団の間などにて行われていたが、私がかなりの寸足らずで、ベットの足下に十分なスペースがあり、その体温でかなりあたたかな快適空間であることを知った母猫ミツが、めざとくそこを出産場所とするのには時間がかからなかった。
その年の秋、私はもぞもぞと何かが蠢く感じを足の指でつんつんしながら目を覚ました。
足下の布団をめくると、いるわいるわ、まだ毛の濡れた、尺取り虫みたいに光に顔を上げては力つきてこけるヤワヤワ生まれたてほやほやの子猫が5匹。
汚れた血液の跡が黒ずみ始めて、ありゃこりゃお母ちゃんに見つかったらめっちゃ怒られるわ、とぞっとした。
ま、足届かんから気持ち悪くないし、しばらく黙っとこうと思いつつ、ミツが飯から戻ってきて、
「あんた、うちの子らになんかしたんちゃう?」
的なウニャーンニャーと二言三言、怪訝なまなざしで私を鋭く見据えると、そそくさと子猫のもとへ。
しゃあなく、布団をかけてやる。




ああ、懐かしい。
11月にもなると、子猫たちは2ヶ月くらいになっていて、そろそろ自立して冒険をし始める。実家は立て替えたので今では名残もないが、ころころと猫の子がかけまわったあの縁側や、裏庭が、未だはっきりと思い出される。
家を建てるなら、庭に面した縁側を絶対作りたいし、屋根にも登れるようにするんだと、わりに子供の頃から決めていた。ま、未だに我が家を建てられずにいますが。汗

明日チャトランの生みの親の飼い主のお宅へ、チャトランの兄弟を見に行きます。秋生まれの子が何匹も生まれたとのこと。お顔はチャトランと同じペルシャ顔で、短毛黒白のブチだそう。
チャトランは、ローラさんの次の飼い主さん家ではお友達猫と楽しそうに遊んでいたので、うまく行くんじゃないかと思われ。
まあ、とりあえず見に行くだけ行ってこようかと思いますー。
posted by kuro at 15:32| Comment(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

WAVE   Navigator ロベルトレゴナッチ

今回のポルトガル語講座は、アントニオカルロスジョビンの名曲『WAVE』の詩をたどってみました。

日本では、WAVEは英語詩が一般的です。セルジオメンデスの「Together~~~」というイントロも耳になじんでる英語バージョンです。

そもそもこのWaveが世に出たのは1967年。ジョビンがアメリカでの活動を始めた時期と重なります。フランクシナトラなどのジャズアーティストたちとの共作も発表された頃で、そのためなのか、Waveにはジョビンが英語詩をつけています。
ちなみに、『イパネマの娘』の英語詩はノーマンギンベルがつけています。


これまで、サビ部の
『The Fundamental lonliness goes whenever two can dream a dream together.』
の訳が、微妙でした。
直訳すれば、
『2人で一つの夢を見れば、基本的な寂しさなどどこかへいってしまう』となります。
基本的な寂しさ、という意味の『The Fundamental Lonliness』が、取ってつけたような感じがして、違和感を感じていました。
なんでこんなセンテンスがサビに来ているのだろうととずっと不思議でした。
が、ポルトガル語の歌詞を見たら、その疑問は一発解消しました。
サビ部
『Fundamental e Mesmo o amor.
E impossivel ser feliz sozinho』
サビの部分の『Fundamental』が同じ単語です。単語の意味は、辞書で弾けば同じでしたが、実際ロベルトが言うには、ブラジルでは、この単語は「欠かせない、必要不可欠な」という意味を強く持つそうです。
ということで、
ポルトガル語詩では、
『愛はずっと欠かせないんだ、ひとりぼっちでは幸せになんてなれないよ』という一文になるようです。
あとは、語呂回しなどを考えてつくられたのが英語詩なのでしょう。

ポルトガル語詩を見ると、英単語によく似たポルトガル単語を見つけることが出きました。


impossivel(ポ)=impossible(英)=不可能な
contar(ポ)=count(英)=数える
resto(ポ)=rest(英)=休み
cidade(ポ)=city(英)=街
surpreender(ポ)=surprise英)=驚く、驚きに
segundo(ポ)=second(英)=二番目の
noite(ポ)=night(英)=夜
nao(ポ)=no(英)=いいえ、等否定

語源がラテン語ということで、このような似た単語が結構あるようです。


英語詩がもつ詩の大筋の意味と、ポルトガル語のものはかなり違っているようですが、
現地ブラジルでは英語の歌詞のものは全く流れないそうで、ロベルトはスタジオで初めて英語詩を聴いたとびっくりしていました。

本日のオンエア

BGM---Eliane Elias 『WAVE』



Equinox

Sergio Mendes『Equinox』より
Wave



In Tokyo

Joao Gilberto『Gilberto In Tokyo』より
Wave




posted by kuro at 11:41| Comment(0) | オンエアした曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MPB's Day gest ロベルトレゴナッチ

Maria Rita特集


満を持してのマリアヒタ!
たっぷりお届けしたいのですが、いかんせん時間が。。。


Segundo

Maria RIta『Segundo』より
Caminho Das Aguas


Pieta

Milton Nascimento feat.Maria Rita『Pieta』より
Tristesse


Maria Rita

Maria Rita『Maria Rita』より
Minina Da Lua


完璧なサンビスタ

Arlindo Cruz feat.Maria Rita『Sambisto Perfeito』より
O Que E O Amor


Samba Meu

Maria Rita『Samba Meu』より
Trajetoria


まだまだ素敵な曲がいっぱい!
ぜひまた特集したいです。


posted by kuro at 11:01| Comment(0) | オンエアした曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

向田邦子の手料理


向田邦子の手料理

講談社 1680円


1927年東京生まれ。
雄鶏社で映画雑誌の編集者を経た後、シナリオライターとして『7人の孫』デビュー。『寺内貫太郎一家』で人気脚本家となる。
1980年NHKドラマ『阿修羅のごとく』『あ、うん』でギャラクシー賞を受賞。同年、『かわうそ』等短編で直木賞受賞。
1981年台湾苗栗県三義郷で遠東航空機墜落事故に巻き込まれ、51歳で亡くなられました。


この本は、料理本である前に、向田邦子の魅力を余すところなく盛り込んだ彼女のガイドブックと言えましょう。小説やエッセイのファンにはたまらない一冊。
私はこの本と出会ってから、普通の料理本ではモノ足らなくなってしまったほど。
彼女の大好きだった器、全国の美味しい物、友人たちとのエピソード、ひととなり、そして料理の数々。すべて洋服は手作りしておしゃれを楽しんでいたという、マルチ才媛ぶりにただただページを繰ってしまいます。

posted by kuro at 15:56| Comment(0) | Monthly Book Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月スタンダード聴き比べ

Spring Is Here


スタンダード・コルトレーン(紙ジャケ仕様)


バードランドの子守唄+2(K2HD/紙ジャケット仕様)


Portrait in Jazz




If I Should Lose You

Soul Station


Tracks





Be My Love

バット・ビューティフル


Season's Greetings


The Melody at Night, With You




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2009年10月19日

Jerremy Dabemport--ジェレミー・ダベンポート

Jeremy Davenport
1970年セントルイス生まれ
ルイアームストロングやマイルスデイビスに影響をうける。
トランペット奏者であり、ボーカリストでもあるスタイルはチェットベイカーを思わせるが、サウンドはどちらかというと明るくてあたたかなイメージ。


Jeremy Davenport

I See Your Face Before Me
Lora With An O
I'm In The Mood For Love
I'm Confessin'(That I Love You)



Maybe in a Dream

A Beautiful Friendship
I Thought About You
Moonglow
What Ever Happened?
posted by kuro at 17:52| Comment(0) | Pick Up Artist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

MPB Ed Motta特集  gest navigator ロベルト・レゴナッチ

本日のゲストナビゲーター
ロベルト・レゴナッチさん。
soubetzukai49.jpg
石川県内にて『DNA Rock Cafe』を経営する傍ら、自己のグループ『DNA』にて、母国であるブラジルで今年メジャーデビュー。音楽プロデューサーとして、ボーカリスト『つばさ』をプロデュース。今年夏行われたJAPAN FESTAなどブラジルでの大きなイベントにてステージを成功させる。31歳。



Ed Motta


2 E Demais

Ed Motta『2E Demais』より
Manuel
Bye Bye Bird


Aystelum

Ed Motta『Aystelum』より
Charada
Guezagui


Dwitza

Ed Motta『Dwetza』より
Um Dom Pra Salvador
Amalgasantos




Ligia
マエストロ・カルロスジョビンの静かな名曲Ligiaを、ジョアン・ジルベルトとティルブレナーでお届け。

ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー

Joao Gilberto『Joao Gilberto in Tokyo』より
Ligia


リオ~ボサ・ノヴァの誘い

Till Bronner『Rio』より
Ligia


明け方東京から戻ってきたばかりのロベルト。
疲れているのに、今日も元気いっぱいありがとう!
posted by kuro at 11:54| Comment(0) | オンエアした曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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